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July, 30th

ジェイファーマ株式会社 総額 17 億 4 千 6 百万円の資金調達完了

2020年 7月 30 日

 ジェイファーマ株式会社
 代表取締役社長
 吉武 益広

総額 17 億 4 千 6 百万円の資金調達完了について

ジェイファーマ株式会社(ジェイファーマ)(本社:神奈川県横浜市鶴見区、代表取締役社 長 吉武 益広)は、2020 年 7 月 30 日までに、下記 16 社に対して第三者割当増資を実 施し、総額 17 億 4 千 6 百万円を調達したことをお知らせいたします。

当社は、細胞膜表面のトランスポーターを標的とした創薬ベンチャー企業であり、2005 年 に杏林大学を退官された遠藤仁元教授により設立され、様々なトランスポーターを標的と した新規薬剤の研究開発に展開してまいりました。近年は、L タイプ・アミノ酸トランスポ ーター(LAT1)阻害剤の研究開発に特化し、標準的化学療法が不応・不耐となった進行性 がんの治療を目的に複数の新規薬剤(JPH203 と OKY034)の臨床開発を進めてきておりま す。

今回の資金調達においては、ベルギーのベンチャーキャピタル Newton Biocapital I, S.A. (ニ ュートン・バイオキャピタル)、イワキグループのスペラファーマ(株)(スぺラファーマ)、 大原薬品工業(株)(大原薬品)を始めとする 16 社からのご支援をいただいております。

今後は、JPH203 の胆道がんでの臨床開発、OKY-034 のすい臓がんで臨床開発、更には、 LAT1 阻害剤の自己免疫疾患への応用を進めるとともに、ご出資いただいた各社の有する幅 広いコネクションや専門知識を最大限に活用させていただき、日本発の新規薬剤標的を厳 格な臨床試験により立証し、国内のみならず、海外の企業との協業等を通じ、医療への応用 を積極的に推進してまいります。

社長の吉武は以下のようにコメントしております。 「今回コロナウイルス感染拡大と云う危機的な状況の中、創薬に関して厳しい目を持たれ ている国内外の VC の各社、並びに、事業会社の各社より多額の投資をいただいたことは、 弊社の根幹技術である トランスポーター創薬、特に LAT1 創薬の進捗を高く評価していた だいた結果と考えております。 今回の資金調達を原動力として、日本人が発見した新たな 分子である LAT1 が画期的な新薬の標的であることを臨床医の方々と厳格な臨床試験を通

じて立証してまいります。そして、治療薬が無く苦しんおられる患者さんに新たな薬剤を一 日も早くお届けすることが弊社の使命と肝に銘じ日々の活動に邁進してまいりますので、 経営体制を一新したジェイファーマへの変わらぬご支援とご鞭撻の程、宜しくお願いいた します。」

今回の資金調達におけるリードインベスターであるニュートン・バイオキャピタルの日本 代表の森俊介氏(インベストメント・パートナー)は以下のようにコメントしております。 「日本における弊社の2番目の投資先が、ジェイファーマになったことを大変喜ばしく思 っております。がん分野に限らず自己免疫疾患への応用可能性を秘めた創薬ターゲットと しての LAT1 は大変魅力的です。既存薬では十分な効果が得られない患者さんにジェイフ ァーマの LAT1 阻害剤を一日も早く届けられるように、創薬における経験豊かな専門家な ど弊社メンバーの総力を動員し、ジェイファーマの事業の発展に貢献出来るようにお手伝 いさせていただく所存です。」

同様に今回の資金調達における主要な出資企業であるスペラファーマの吉岡敏夫氏(代表 取締役社長)は以下のようにコメントしております。

「当社を含むイワキグループでは、製薬業界に資する為、医薬品原薬の開発・製造・販売か ら医薬品開発・販売までのバリューチェーンを手広く手掛けてまいりました。その中で当社 は、医薬品原薬並びに医薬品の開発において、主に CMC(Chemistry, Manufacturing and Control)に関する研究開発、製造分野で内外の製薬企業、ベンチャー企業及びアカデミア に対して様々なソリューションを提供してまいりました。 今般、増資引き受けによるジェイファーマへの資本出資が、同社医薬品の臨床開発の促進に 貢献するとともに、同社とイワキグループとの広範囲な協力関係を通じて、相互の発展と企 業価値の増大につながることを期待しております。」

同様に今回の資金調達における主要な出資企業であり且つ JPH203 の日本・アジア・アフリ カでの事業展開のパートナーである大原薬品の大原誠司・代表取締役社長は以下の様にコ メントしております。 「弊社大原薬品では「アンメットメディカルニーズに挑む」をテーマに、小児がんを中心と したオーファンドラッグの開発を進めております。弊社の事業展開において、アンメットメ ディカルニーズの高い肝硬変、胆道がん及び膵臓がんへのチャレンジは特に重要と考えて おります。ジェイファーマの創薬した世界初の LAT1 阻害剤 JPH203 は非常に魅力的な薬 剤であり、胆道がんに苦しむ患者さまの福音になるであろうと考えております。JPH203 の ような優れた新薬を世の中に出すサポートをさせて頂きたく資本参加すると共に、ジェイ ファーマの事業展開のパートナーとして JPH203 の日本での上市を目指し、そして、アジ

ア・アフリカといったグローバル展開を共に進めていきたいと思います。」

【出資企業】

  • ⬧ Newton Biocapital I, S.A.

  • ⬧ スペラファーマ株式会社

  • ⬧ 大原薬品工業株式会社

  • ⬧ 大阪大学ベンチャーキャピタル株式会社

  • ⬧ 三菱UFJキャピタル株式会社

  • ⬧ 株式会社エスアールディホールディングス

  • ⬧ QBキャピタル合同会社

  • ⬧ MBLベンチャーキャピタル株式会社

  • ⬧ いわぎん事業創造キャピタル株式会社

  • ⬧ 神戸天然物化学株式会社

  • ⬧ 三生キャピタル株式会社

  • ⬧ みずほキャピタル株式会社

  • ⬧ KISCO株式会社

  • ⬧ 日本ベンチャーキャピタル株式会社

  • ⬧ 株式会社ケーエスピー

  • ⬧ 株式会社フィデアキャピタル

【ジェイファーマ(株)について】
(1) 名称
(2) 所在地
(3) 代表者の役職・氏名 (4) 事業内容

(5) 資本金

(6) 設立年月日 (7) 会社ホームページ

ジェイファーマ株式会社 神奈川県横浜市鶴見区小野町 75 番地 1 代表取締役社長・吉武益広 医薬品の開発

50 百万円(2020 年 5 月末現在)

2005 年 12 月 26 日 http://www.j-pharma.com

【JPH203 について】
JPH203 は、ジェイファーマが独自に見出した新規の低分子化合物であり、細胞が増殖或い は活性化されエネルギーを緊急に必要とされるときにアミノ酸の取り込む為に細胞表面に 発現する LAT1 を選択的に阻害します。LAT1 を標的とし臨床開発を進めている世界初の

化合物であり、医薬品の承認を取得すれば、日本発のファースト・イン・クラスの新薬とな ります。既に固形がん患者を対象にした第I相試験において、良好な忍容性が確認され、が んに対する治療効果が示唆されており、現在、標準的化学療法に不応・不耐となった進行性 の胆道がん患者を対象に第II相試験を実施中です。また、この第II相試験では、患者の背景 因子に基づき層別し試験を実施しており、コンパニオン診断薬の開発も同時に進めていま す。

【OKY-034 について】
OKY-034 は、JPH203 と同じ標的である LAT1 に対してアロステリックに結合することで LAT1 の働きを阻害する新規の低分子化合物です。ジェイファーマは、OKY-034 の物質特 許を保有する大阪大学及び神戸天然物化学より全世界での独占的な専用実施権を得ていま す。現在、OKY-034 は、標準的化学療法に不応・不耐かつ外科的切除不能すい臓がん患者 を対象に大阪大学で医師主導の第I/IIa 相試験が進行しています。

【主な出資企業】
【ニュートン・バイオキャピタルについて】
ニュートン バイオキャピタルは、ベルギーで設立されたベンチャーキャピタルで、ベルギ ー、オランダ、ドイツ、フランスを含むヨーロッパ大陸の主要国と日本において、慢性疾患 の予防と治療に関わるバイオテクノロジーやライフサイエンスのプロジェクトに焦点を当 てた投資を行っています。リードインベスターとしてのニュートン バイオキャピタルのア プローチは、リスクを軽減しながら投資家の皆様の価値を生み出すために、有望なアーリー ステージのプロジェクトや、有望な技術が存在していながら顧みられない、あるいは過小評 価されているレイトステージにあるプロジェクトを支援することです。投資家として豊富 な経験を持ち、経営者として長年の実績を積んだニュートン バイオキャピタルのスペシャ リストが、プロジェクトの開発段階にあるベンチャー企業を支援します。ニュートン バイ オキャピタルの使命は、革新的かつ画期的で、経済的にリーズナブルなソリューションを患 者さんに提供することによって、大きな経済的および社会的価値を生み出すことです。

【スペラファーマ株式会社について】

スペラファーマは、武田薬品工業株式会社の CMC 関連事業の一部を承継し、2017 年 7 月に新会社としてスタートしました。2020 年 3 月、東証一部上場企業であり、ファ インケミカル・医薬品等の事業を展開しているイワキ株式会社が、研究開発型のビジネ スモデルへの転換による事業の拡大に向けスペラファーマの全株式を取得したことに より、イワキ株式会社の子会社として再スタートを切ることになりました。武田薬品で CMC 業務に長年従事し、新薬および LCM 課題の研究開発や工業化のステージにおい

て多くの経験を積んだプロセスケミストや製剤、分析関連の技術者を含む約 250 名の メンバーが中心となり、武田薬品をはじめとする製薬企業やベンチャー、アカデミアの 皆さまの CMC 研究開発をサポートするパートナー企業として医薬品の受託研究開発

に取り組んでいます。

【大原薬品工業株式会社について】 大原薬品は、オーファンドラッグとジェネリック医薬品の創薬及び育薬を事業の柱とした 医薬品会社です。特に小児がん領域を中心としたオーファンドラッグの開発・販売や、医療 事故防止に配慮したジェネリック医薬品の開発・製造・販売に注力しています。治療成績の 向上や医療環境が大きく変化している現在、治療のみならず、医療の質に影響をおよぼす予 防、診断、アフターケアにもイノベーションを活かし、Total Healthcare Solution を提供で きる企業をめざします。

【本件に関するお問い合わせ先】 ジェイファーマ株式会社 経営企画部
Tel: 045-506-1155

Fax: 045-506-1156 info@j-pharma.com 担当:馬場